Airpods pro のノイズキャンセリングや防水の性能は?ケースでの充電や接続は?使い方は?

給付金10万円が支給され少し気が大きくなり、6月いっぱいで5%還元が終了することから駆け込み購入したのが「Airpods Pro」です。Apple Store で27800円(税別)で販売されている高級カナル型Bluetoothイヤホンです。

Yahoo!ショッピングで31600円、ポイント5424円が付き、差し引き実質26176円での購入でした。定価が30580円なので約14%割引ですね。

今使っているBluetoothイヤホンは、1年ほど前にAmazonタイムセールで¥4590で購入した中華製格安イヤホンでケースがモバイルバッテリーとして使えることからそれなりに満足はしているのですが、耳にいまいちフィットせず気を抜くとポロッと落ちてしまうので使い勝手がよくないのです。

Airpods Pro」で「Airpods」のインイヤー型からカナル型になりかなり興味を惹かれていたのです。(耳の形状がインイヤー型に合わないのです)

Airpods pro のノイズキャンセリングや防水の性能は?

Airpods Pro」と「Airpods 2」の大きな違いはカナル型になってノイズキャンセリング機能が追加されたことでしょう。本体デザインもかなりコンパクトな形状になりました。

ノイズキャンセリング

カナル型は、耳栓型のイヤースピースを耳の中に入れるようにして装着するので遮音性が高く、低音などの細かい音の描写を聴き取りやすいのが特徴です。なのでノイズキャンセリング機能との相性もいいと言えます。

まず、「Airpods Pro」の耳へのフィット感は半端ないです。頭を激しく振っても外れません。普通に運動する程度なら全く問題なく装着できるでしょう。なので自分では確認のしようはないのですが音漏れもかなり軽減できていると思われます。いつもイヤホンの装着感に悩ませれていた私的にはこの装着感だけですでに大満足です。

Airpods Pro」にはノイズコントロールメニューがあります。そのメニュー内容は・・・

  • ノイズキャンセリング
  • 外部音取り込み
  • オフ

の選択ができます。

iPhoneで仕事をしながら聴いてもじゃまにならない程度の音量(音量バーで1/3くらい)で再生した音楽を聴きながら、テレビを普段の音量でつけてみます。

ノイズキャンセリングをONにするとテレビの音声は全く聞こえません。イヤホンから流れてくる音楽に集中して聴くことが出来ます。

外部音取り込みをONにすると、音楽とともにテレビの音声も同時に聞こえてきます。音楽の音量にもよりますがテレビ音声は十分に内容が理解できる聞こえ方です。

いずれもオフは、普通のイヤホンを付けているのと同じということでしょう。密閉性が高いせいか音楽に外部の雑音が交じる感じで、テレビの音声は聞こえるものの内容が理解できるような聞こえ方ではありません。

このノイズコントロール機能は高性能で「Airpods Pro」の強力な武器になっているといって過言ではないでしょう。

スティック部分の感圧センサーを長押しすることで簡単に切り替えるられるのも便利です。ただし、スティックで切り替えできるのは、ノイズキャンセリングと外部音取り込みの切り替えだけでオフには出来ません。バッテリーを節約したい場合は、オフにする必要がありますが、オフにするにはiPhoneやApple Watchで操作する必要があります。

防水機能は?

Airpods ProはIPX4の防沫仕様の機能を備えています。IPX4は、あらゆる方向からの飛沫に対する保護の耐汗耐水性能です。水泳などの直接的な水濡れには対応できませんが、運動中の発汗や雨滴程度なら防げるといったところでしょう。

AirPods Proには耐汗耐水性能があります。水上または水中でのスポーツやエクササイズには対応しません。AirPods Proは実験室の管理された条件下でテストされており、IEC規格60529にもとづくIPX4等級に適合しています。耐汗耐水性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。AirPods Proが濡れている場合は充電しないでください。クリーニングと乾燥の方法についてはhttps://support.apple.com/kb/HT210711をご覧ください。充電ケースには耐汗耐水性能はありません。

Airpods Pro 販売ページ:https://www.apple.com/jp/shop/product/MWP22J/A/airpods-pro?fnode=7b038a597bf8d9577a377f3fb101e9f6edffed656c10877a55eb09bfa700738fb978e35145a1df517d16ab02e604867c078a8e6fd1c6880b4af8dd89d8649cab7701176fb8a7885aacf026cdfe3adfed74e14eb4c92bba1b2605505440a02fd3de2e6f3ea2b15e1c48ae411f7f5431bdd5908a9ca2fecdb5fd0f7305ebc2d1a9

ケースでの充電や接続は?使い方は?

ケースの仕様

  • サイズ :高さ:45.2 ×幅:60.6 × 厚さ:21.7 mm
  • 重 さ :45.6g
  • 充電方法:ワイヤレス充電マット(Qi対応)/Lightningコネクタでの有線充電

Airpods Pro」への充電には、ケースが必要です。ケース収納時に充電される仕様になっています。急速充電対応で5分の充電で最大1時間の再生(または最大1時間以上の連続通話時間)が可能になります。

Airpods Pro」での再生は、最大4.5時間(アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間・最大3.5時間の連続通話時間)になります。

充電ケースの併用によって、24時間以上の再生(最大18時間の連続通話時間)が可能です。

接続方法・その他使い方など

Bluetoothの接続方法

iPhoneとの接続はいたって簡単です。BluetoothをオンにしたiPhoenにケースの蓋を空けて近づけるだけです。iPhoneの画面にAirpodsの画像が表示され接続を押すだけで繋がります。iCloudに接続しているApple製品であれば自動的にBluetooth接続機器にAirpodsが追加されています。

機器の切り替えも簡単です。新しく接続したいデバイスでAirpodsの接続をするだけで切り替えができてしまいます。今使っているイヤホンでは、一度接続を切ってから新たに繋ぐ必要があります。この機能でかなり使い勝手が良くなりました。

Androidデバイスなどへの接続

Androidスマホへの接続は、デバイスごとにペアリングする必要があります。その方法は・・・

ケース背面の丸いボタンを長押しすると、正面のLEDインジケーターが白く点滅します。この状態でペアリングモードになっているので、デバイスのBluetooth設定の新規接続からAirpodsを選択して登録すれば完了です。Androidスマホでも、新たに接続するだけで切り替えが可能です。

操作方法

Airpods Pro」の細い部分に一部平べったくなったところがあり、そこに感圧センサーが仕込まれています。感圧センサーを押し込む操作で「Airpods Pro」からのコントロールができるようになっています。

  • 感圧センサーを1回押して再生、一時停止、電話に応答
  • 2回押して次の曲にスキップ
  • 3回押して前の曲にスキップ
  • 長押しでアクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを切り替え
  • 「Hey Siri」と話しかけるだけで、曲の再生、電話の発信、経路のチェックなどの操作が可能

音量の調整は Siri での音声操作でしか出来ません。でも、Apple Watch からなら手元ですべての操作ができます。Airpods ProApple Watch の相性は抜群なのです。

他にも自動耳検出をONにしておけば、耳へのつけ外しで音楽再生が自動的にON/OFFされます。ケースにしまえばペアリングがOFFになりケースから出せば自動接続されます。

Androidデバイスでも下記の操作ができます。

  • 通話機能
  • 左AirPod ダブルタップ(次の曲へスキップ)
  • 右AirPod ダブルタップ(曲の停止)
  • ケースを開けると自動接続
  • ケースにAirPodsを戻すと自動切断

まとめ・使用感など

Appleユーザーにとっては最高のイヤホンです。トータルバランスを考慮すると他の選択肢はないといっていいでしょう。なんといってもつけ心地が良いです。耳へのフィット感が違和感を感じさせず長時間の装着でも痛くなりません。シャツを脱ぐ時のこすれで外れてしまうことを気にする以外で自然に脱落することはほぼありません。

操作については、Airpodsでコントロールできることは限られていて、Siriの音声操作が推奨されている感じですが、人前では少し気が引けてしまいます。その点、Apple Watchなら手元ですべての操作が出来てかなり使い勝手がよくなります。

音質については、好みがあるので一概には言えませんが、Bluetoothイヤホンとしては上位の音質といっていいのではないかと思います。あえて気になるところを上げるとしたら若干低音の響きが弱いようにも感じますが、全体的なバランスが良いので私的には好きな聴き心地です。

ということで、いままで使った中で最高の使い心地のイヤホンで、私的には全く文句のない本当に買ってよかったアイテムです。